価格.com Webサービスを使ってみた

価格.com APIは、URLに操作パラメータを指定してアクセスすることでXML形式で検索結果を返信してくれます。

使用するための準備

価格.com APIを使用するにはIDの取得が必要になります。

IDの取得方法

1. 価格.com WEBサービスのサイトに行き「利用申し込みページ」をクリック。

2. 各項目を入力し、利用規約をよく読んだうえで登録ボタンをクリック

3. 登録したメールアドレスに返信が来るので、メールの中のアドレスのリンクをクリックします。すると発行されたAPIアクセスキーのページに行きます。

4. これでIDが発行されました。

検索してみましょう

まずは以下のアドレスを直接WEBブラウザに入力してください。

http://api.kakaku.com/WebAPI/ItemSearch/Ver1.0/ItemSearch.aspx?Keyword=ノートパソコン&resultset=medium&categorygroup=pc&ApiKey=[取得したID]

アドレスの内容はPCカテゴリーのノートパソコンというキーワードを指定してパラメータを送信しています。
すると以下のようにXML形式で情報が返信されてきます。

このような画面が表示されればOKです。

リクエストパラメータの内容


リターンパラメータの内容

パラメータの複数指定

複数のパラメータを指定して検索出来ます。例えば以下のアドレスを入力すると

http://api.kakaku.com/WebAPI/ItemSearch/Ver1.0/ItemSearch.aspx?Keyword=ノートパソコン&SortOrder=pricerank&HitNum=10&MinPrice=50000&MaxPrice=100000&resultset=medium&categorygroup=pc&ApiKey=[取得したID]

「カテゴリー = PC」、「キーワード = ノートパソコン」、「並び順 = 安い→高い」、「取得する検索結果数 = 10件」、「最低金額 = 50000円」、「最高金額 = 100000円」の内容で検索結果が返信されてきます。

PHPを使ってのサンプルソース

PHPを使用して検索結果をページに表示させます。
(先ほどのパラメータを表示させます。)

<?php
$url = "http://api.kakaku.com/WebAPI/ItemSearch/Ver1.0/ItemSearch.aspx?Keyword=ノートパソコン&SortOrder=pricerank&HitNum=10&MinPrice=50000&MaxPrice=100000&resultset=medium&categorygroup=pc&ApiKey=[取得したID]";
		  
$xmlData = simplexml_load_file($url);

echo "<table>";
foreach($xmlData -> Item as $itemValue){
echo "<tr><td>";
echo '<a href="'.$itemValue --> ItemPageUrl.'"><img src="'.$itemValue --> ImageUrl.'"></a><br>';
echo '<a href="'.$itemValue --> ItemPageUrl.'">'.$itemValue-->ProductName.'</a><br>';
echo 'メーカー : '.$itemValue --> MakerName.'<br>';
echo '発売日 : '.$itemValue --> SaleDate.'<br />';
echo '価格 : '.$itemValue --> LowestPrice.'<br>';		
echo "</td></tr>";
}
echo "</table>";
?>
<a href="http://apiblog.kakaku.com/"><img src="http://api.kakaku.com/images/api/135_17_gray.gif " alt="価格.com WEB サービス" title="価格.com WEBサービス" border="0"></a>

以下の様な形式でページが表示されます。

価格.com APIのレスポンスはXML形式で返信されてきます。XML形式の情報をPHPで処理するには「simplexml_load_file」というXMLドキュメントをオブジェクトに変換できる便利な関数があるのでそれを使用しています。

シンプルな検索方法ですが、以上がPHPによる基本的な価格.com WEB APIの使い方になります。